言語

公用語はスペイン語ですが、アルゼンチンで話されるスペイン語はスペインのそれとはかなり違い、いくつか特殊な点があります。まず、「歌うような」と評されるその抑揚が特徴です。20世紀初頭からイタリア移民が多かったことから、イタリア語の影響が著しく、それは抑揚の他にアクセントを強く伸ばす発音の仕方にも見られます。

また、二人称単数(あなた)の指示語として、スペインや他のスペイン語圏で使われる”Tu”ではなく”Vos”が用いられており、動詞の活用も異なります。

さらに、方言や俗語も豊富です。一つの国の言語に地方によって差異が見られるのは普通のことですが、アルゼンチンでは、わずか数km離れた都市間でも、会話で使われる語彙やスラング、また発音に違いが見られることがあります。